絵本のご感想
親として、高校教諭としてもお薦め
自分自身、「スモールステップ」という言葉を改めて考えるきっかけができた絵本でした。
子どもが初めて立った時、言葉を発した時、小さいときの”初めて”には家族みんなで喜んでいたのに、いつの間にか自分の基準で物事を押し付けるようになっていました。
「自分ができるから相手もできる」という考えではなく、相手の目線に立って一つひとつのことを考えていきたいと改めて感じました。
また、それは小さい子どもに対してだけでなく、小学生でも高校生でも同じだと思います。
私は高校教諭ですが、高校生でも数学が苦手な生徒、英語が苦手な生徒たくさんいます。
しかし、ついつい「何でできないの?」と思ってしまいがちですが、これからは今まで以上に個性を大切にしていきたいと思います。
最後に載っていた「歩幅」という詩が特に心に響きました。
是非、多くの方にこの絵本を読んでいただきたいですし、私も色々な人たちに紹介していきたいです。